「webライターとブログって、何が違うの?」
「副業で始めるなら、webライターとブログどちらがいいのかな」
こんな悩みを解決します。
この記事では、webライターとブログの共通点や相違点を解説した上で、結論として兼業をおすすめする理由を解説します。
この記事を読むことで、webライターとブログの違いを理解し、後悔することなく副業を開始する準備ができますよ。
こんにちは!かずです!
夫婦でwebライター&ブロガーをしています。
500記事以上執筆&ディレクター経験多数
月に16万字書いて32万円以上稼ぎ、
場所・時間問わず文章で生活しています。
⇨かずのアカウント
この記事を読むと解決できることは以下の通りです。
・webライターとブログの違い
・webライターとブログの仕事の流れと共通点
・webライターとブログは兼業がおすすめな理由
webライターとブログ6つの違い
webライターとブログには、主に以下の6つの違いがあります。
- 収入源が違う
- クライアントの有無が違う
- 所有権のありかが違う
- 執筆内容が違う
- 即金性の高さが違う
- 仕事の範囲が違う
順番に詳しく見ていきましょう。
1.収入源が違う
webライター | ブログ |
クライアントからの報酬 | 主に広告収入 |
webライターの収入源は、クライアントからの報酬です。「1文字1円」「1記事5,000円」などのように、成果物に対して報酬が支払われます。
一方、ブログは、「アフィリエイト広告」や「Googleアドセンス」「Amazonアソシエイト」といった広告収入が主な収入源です。
2.クライアントの有無が違う
webライター | ブログ |
あり | なし |
webライターには、仕事を発注するクライアントが存在します。そのためクライアントとの契約内容、つまり納品の期限や執筆ルールなどを守る必要があります。
他方、ブログは誰かに頼まれて書くものではなく、クライアントも存在しません。したがって、期限や決められた執筆ルールなどもありません。
3.所有権のありかが違う
webライター | ブログ |
クライアント | 自分 |
webライターが書いた記事の所有権(著作権)は、クライアントのものになります。
その一方で、ブログ記事の所有権(著作権)は、書いた本人のものになります。
4.執筆内容が違う
webライター | ブログ |
クライアントから指定 | 自由 |
webライターはクライアントから仕事を受注する際、「テーマ」「キーワード」「言葉遣い」などさまざまな指定を受けます。
それに対しブログは、自分の好きなように記事を書くことが可能です。
5.即金性の高さが違う
webライター | ブログ |
高い | 低い |
webライターは、記事をクライアントに納品した直後~約1ヶ後には報酬を受け取れるので、webライターの仕事は即金性が高いと言えます。
しかしブログは、成果が出るまで最低でも半年はかかることから、即金性が低いと言えるでしょう。
6.仕事の範囲が違う
webライター | ブログ |
記事の執筆のみ | 記事執筆・サイト運営・広告管理など |
webライターの仕事範囲は、基本的に記事執筆のみです。
webライターと比較すると、ブログは「ブログ」というメディアの運営に関わることすべてが仕事なので、仕事の範囲も多岐にわたります。具体的には、記事執筆に加えてブログ開設・サイト運営・広告の管理なども仕事の範囲に含まれます。
webライターとブログの仕事の流れと共通点
webライターとブログには共通点もあります。分かりやすいように、以下の順番で解説していきますね。
- 1.webライターの仕事の流れ
- 2.ブログの仕事の流れ
- 3.共通点
1.webライターの仕事の流れ
webライターは、以下の流れで仕事を行います。
- クライアント(主にwebメディア)から仕事を受注する
- クライアントから仕事内容の説明を受ける
- 記事執筆のためにリサーチ
- 記事執筆
- クライアントの要望があれば修正作業
- 納品
- クライアントから報酬・フィードバックを受け取る
webライターのクライアントは主にwebメディアであり、WebライターはWeb用の記事を執筆することがほとんどです。
そのため、サーチエンジンで上位表示させるためのSEO(検索エンジン最適化)の知識を求められることが多々あります。
2.ブログの仕事の流れ
ブログ運営の大まかな流れは、以下の通りです。
- ブログテーマ(ジャンル)を決める
- ブログを立ちあげる
- アフィリエイトAPSに登録する
- 記事執筆
- 10記事ほど書いたらgoogleアドセンスやAmazonアソシエイトに登録する
- 公開から1か月ほどたった記事はリライトする
ブログで収入を得るためには、ブログに読者を集める必要があります。
したがって、ブログを運営する上でもSEOの知識は欠かせません。
3.共通点
webライターとブログの共通点は、「webに掲載する記事を書く」という点です。
そのため、サーチエンジンに評価される記事=読者の役に立つ記事を書くことが重要になります。
「読者目線を忘れない」ということが、webライターとブログの最大の共通点であると言えるでしょう。
webライターとブログは兼業がおすすめな3つの理由
webライターとブログはどちらか一方を始めるのではなく、兼業するのがおすすめです。その理由は、以下の3点です。
- webライターのスキルはブログに生かせる
- ブログのスキルはwebライターの仕事に生かせる
- 収入が分散する
1.webライターのスキルはブログに生かせる
webライターのスキルはブログに生かせます。
なぜならwebライターとして働きクライアントからフィードバックを受けることで、クライアントが持つスキルを学べるからです。
「SEO知識」「セールスライティングの手法」「文章の書き方」など、クライアントから学ぶ知識は、ブログ記事執筆に使えるものばかりです。
2.ブログのスキルはwebライターの仕事に生かせる
反対に、以下のようにブログをwebライターの仕事に生かすこともできます。
- ブログをポートフォリオ(作品集)にする
- SEOの勉強になる
仕事を受注する際にブログの記事を使用して提案することで、クライアントからの信頼を獲得でき、案件を受けやすくなります。
特に初心者のうちは実績がなく、仕事を受注しにくいので、ブログは大切なポートフォリオとなるでしょう。
また、ブログを運営していると、どの記事のSEO対策に効果があったのかダイレクトに分かり、実地でSEOを学べます。
SEOの知識を持ったwebライターは、クライアントから重宝されますよ。
3.収入が分散する
webライターとブログを兼業すると、収入を分散できます。
収入が分散するということは、リスク回避ができるということでもあります。
なぜなら、片方の収入が激減した場合でも無収入になるリスクを防げるからです。
収入が分散することで、心に余裕も持てますよ。
資産になるのは「ブログ」
ここで、webライターとブログの最大の違いをお話しします。それは、ブログは「資産になる」ということです。
webライターはフロー型のビジネスで、1つの記事で得られる収入は1度限りです。
しかし、ブログはストック型のビジネスなので、1つの記事で何度も収益をあげられます。
つまり、安定してアクセスを集めるブログを作ってしまえば、ブログを資産として扱えるのです。
リンクの張り替えや広告の更新などのメンテナンスが必要なので「不労所得」とまでは言えませんが、わずかな労働時間で収入を得ることは可能ですよ。
「webライター」と「ブログ」の違いは何?現役webライターが解説:まとめ
webライターとブログの最大の相違点は、ブログには資産価値があるという点です。
またwebライターとブログの共通点は、「サーチエンジンに評価される記事=読者の役に立つ記事を書く」という点です。
webライターとブログを兼業することで相乗効果が生まれ、収入アップも狙えるので、両者にチャレンジしてみましょう。
webライターとブログの違いをしっかり把握して、興味のあるほうから副業ライフを始めてみてくださいね。